所属決定

先月の話し。

東京は虎ノ門にあるミリオンコンサート協会の事務所に行った。近くには国会議事堂があり反原発のデモをしている。今となっては猛暑と言っても夕方には秋の訪れを感じさせる乾燥した風に変わるが、この時は夏はまだまだこれからという感じで、ジリジリと睨みを効かせながら迫って来る、そんな午後だった。

コンクールキャリアの全くないこんな僕を、日本帰国した時に最初に受けたオーディションから目を付けて頂きそれから非常にお世話になっているとある人物に紹介され門を叩いた次第だ。

ミリオンコンサート協会とは、簡単に言えば「(音楽業界で)知らない人はいない」事務所だ。詳しいことはこちら↓を見ていただければいいかもしれない。

http://www.classic.or.jp/membersinfo/2008/11/post-27.php

道は自分で切り開くものだが、時には川の流れに身を任せてみなければ開かない事もある。

「何が大切か?」

一つ確実に言える事は、目の前にある仕事を確実にこなしていく事、だ。

僕の場合はピアノを弾いているので、一つ一つの演奏を大切にこなしていく、これにつきる。それをしてはじめて大樹に成るための種となる。豊かな土壌に深い根を伸ばし青空に突き刺さるほどの大きな幹に育ち、枝を広げ葉に覆われ大地にそびえ立つ。

しかしその「種」がしっかりしてなければ、いくら豊かな土壌でも育つ事は出来ない。

立派な事務所に所属したところで名前だけあるようなものだ。

何も変わらず真摯な気持ちで音楽と向き合い、出会いを求め音と共に広がっていきたい、と思う今日この頃である。

全ての出会いに深く感謝したい。