講義をすることによって多くを教えてもらう僕の木曜日。

新年度が始まり無事一ヶ月が経とうとし、昭和音大でのレッスン、東工大での講義も少しずつ"やり方"が解ってきたところ。今年度は学生達の積極性に多くを学ばせてもらっています。

講義もただ単に奇を衒うのではなく、ちゃんと自身にフィードバックするようにしなければ意味がない。特に今年度は、予想していた受講人数の7倍近い学生が集まっている今(履修登録が終われれば減るとは思うが)、人数の多さだけでは正直喜べない。

その場にいる人間(僕を含め)全員が、時に講師となり受講者になりうる時間。明確な問いと解がない深い森を感性という光を照らしゆっくりと進んでいく講義。「音の創造性」という、所謂アートの本質を問うこれらのやり取りが、時間が学生一人一人に少なくても良いから"残る"こと、そして一年後一人一人の足跡を振り返りそこから小さくとも自身に大切な気付きと学びを拾い上げることが出来るフレームワークをちゃんと考えなくてはならない、と気持ちを引き締め直す今です。

アウトプットも多いがインプットも多い木曜日が終わろうとしている。家族は元気かなぁ、と疲労感に包まれながらもふと想う帰宅中のバスの中。

1月24日の演奏会評

MUSICA NOVA
ムジカノーヴァ5月号に1/24の末永匡ピアノリサイタルの演奏会評が載っています。是非ご一読下さい。「心を尽くし自分の感動を素直に伝えようという意思に貫かれた演奏スタイル…」などのお言葉を頂きました。遠慮なく頂戴いたします。取り上げて頂き感謝です!

審査中の4つの小さな覚書

所沢市民文化センターミューズ「アークホール」
先日、所沢ミューズでオーディションが行われた。合格者はアークホールで予定されているピアノリレーコンサートに出演できるというもの。愛好者から既に演奏活動をしている方、コンクールを受けるための本番慣れ、留学から帰国してきた方、これからプロを目指そうとしている子供たち、老若男女幅広い参加者に恵まれた。

躍動感があり、そして自身の言葉で演奏しているのはとても大きなポイントとなる。(勿論限度と言うものはあるけれど)例え技術的に足りないところがあっても。参加者のレベルには大きな差が生じているが、このポイントはどのような対象であっても揺るぐ事がない。

審査後、選考の時間が始まるが、当初想像していたよりも早く済んだ。確かに評価が割れた参加者は幾人もいたが、幾つかの言葉を交わすだけで僕を含め他の審査員も皆納得することが出来た。


「4つの小さな覚書」

審査中は気づいた事をメモすることにしている。他のコンクールなどでは参加者のためにコメントを記入する欄があるが今回はそうではない。内容的には参加者のためになる(かもしれない)けれど、基本的には自分のために書いている。手帳に書いたそのままをここに記載。下段は今加筆したもの。

①なぜ笑顔がないのだろう?

 舞台から出てきてピアノの前に立つ。お辞儀をする。無表情。むしろ怒っているように見える。不機嫌なのかもしれない。緊張するのはもちろんわかるが。ここには「笑顔」と書いてあるが、別にニコニコとする必要はない。普通に、普段通りの表情で、微笑ましくてもいいかも。曲によっては不機嫌なのもありかもしれない。けど、ブスっと出てきて、凄く可愛い曲を演奏されてもそのギャップにこちらが笑顔になっちゃいそうだけど。

②手首が固い。

 人にバイバイをする時、ドアノブに手をかけて回す時、普段生活しているありとあらゆる場面で手首は柔軟にその稼働幅を存分に活用されている。が、ピアノを弾く途端凍りついたかのように、一時停止したかのように動かなくなる。指だけで弾こうとする。ピアノは体全体を巧みに利用し弾くと言う事を最近のレッスンで何回も口にしている事を思い出した。

③揃って同じようなお辞儀

 両手をそろえておへそ付近で手を合わせ深々とお辞儀をする。「どっかで見たことあるなぁ」と思ってたら、そう、デパートとかスーパーのレジだ。勿論悪くはないが、5,6人連続で同じようなお辞儀をされるとこちらが緊張してしまう。流行りなのだろうか?個人的にはもっと自分のしたいようなお辞儀で良いかと思うけれど。気持ちを込めて。たかがお辞儀、されどお辞儀。人柄、気持ちもそれに表れる。大学の試験審査でも同様の感想を多々抱く。

④舞台の歩き方

 緊張するのはわかる。とてもわかる。むしろ共感しすぎてこちらも緊張してきてしまう。けれど、何かの試合に負けたような、寝起きのような、もしかしたらそのままピアノを通り過ぎて上手に抜けて行くかのような無気力でやる気のない感じはこちらにも伝わる。出来れば「生き生き」として欲しい。別にスキップして出てきてほしい訳じゃないけれど。ん?けど面白いかもしれないですね。こちらも楽しくなってきそうで。


以上。これらの項目を例え加筆したようにしたとしても、全く評価の対象にはならないです。けれどこの4つを、ほんの少しでも柔軟に取り入れる事によって身体及び精神的な硬さは和らぐでしょう。舞台におけるこの意味はとても大きい。そしてホールに放たれるその「雰囲気」は、一聴衆である僕を和やかな気分、救われた気分、寄り添う気持ちにさせます。

そして気づけば今回の記事、「ですます」調に変わっていました。おわり。

少しずつ形作られていく講義

「音による創造性」東工大での講義終了。

「そもそも音を聴くこととは何か?」「我々は何を聴いているのか?」「聴くことによって我々は何を思い、何が見えるのか?」など…

自身の奥深くに潜む心の部屋を辿り探る時間。問いも解も全て自分自身の中にある。沈黙も含め、数々の演奏と言葉の積み重ねで少しずつ溶け始める神秘の自己世界。ピアノの音を介し共有する多様性に満ちた創造性はどれも素晴らしいものです。

70名を超える中、勇気を出してピアノに向かってくれた学生、探るように言葉で表現してくれた学生、みんなに感謝です。

1週間の内90分だけ、皆で音に寄り添い演奏を交えて語らう時間があってもいい、ふとそう思います。この講義のために貸し出されている1930年代のBechsteinも味わい深い「声」を部屋に残します。

東京工業大学世界文明センター
http://www.cswc.titech.ac.jp/home.html

なかなか進みません。

今日はシューマンの子供の情景を練習。
暗譜は大体できたけど、音楽的なバランスがどうも幼稚。

ブラームスの作品118の3を練習。全然ダメ。ピアノカルテット2番を練習、と言いたいところだけど、もはや練習ではなくただ適当に初見のように弾いているだけ。救いのない状況。

他の作品たち。譜面台の横に譜面が置いてるが開くことさえなし。

コンサートは待ってくれません。先が全く見えない不安を毎回感じる。けど自分でやるしかないんだよね、当たり前だけど。心が折れた一日。

こんな日もあります。

帰宅したら妻が寝室で子供たちに絵本を読み聞かせていました。キッチンには温かいグラタンがありました。ホッと心が温まる。感謝です。

明日はとても限られた時間でしか練習できない日。ピンポイントで攻めよう。

おやすみなさい。

やっぱ休憩はちゃんと取った方がいいよ。

今日は12時間の休みなしでのレッスン。
意外と集中力も持つものですね。

しかし休憩は必ず取るべきです。

帰宅は夜の11時回っていましたが、
奥さんが温かい素麺を用意してくれていました。
味噌とたくさんの野菜と一緒に・・・やっぱ家は最高です。

子供の寝顔も確認。安心。

さて明日は朝からレッスン。そして練習。
最近のレパートリーに含まれている作品の一部。

シューマン:子供の情景、詩人の恋、幻想小曲集
ブラームス:ピアノカルテット第2番、6つの小品作品118
ベートーヴェン:チェロソナタ第3番
他はリスト、ショパン、メンデルスゾーン、シューベルトなどから。

あまりの名曲揃いに鼻血が出そうです。
明日も頑張るぞ。

おやすみなさい

Brahms Piano Quartet no.2 op.26

この録音の演奏は本当に好きで、
留学中これでもかと言うくらい聴いてました。

花と森とコンサートの打ち合わせと家族と。

コンサート打ち合わせのため清里へ。

その前に、毎年楽しみにしている山梨は塩山にある放光寺(花の寺放光寺という名も)へお墓参りついでに「溢れんばかりに咲き誇る花」も見に立ち寄りました。近くでは恵林寺でお祭りがありますが、放光寺は人がちらほらしかいなく、静かでとても心地よい。と言う事で写真たくさん載せます。

放光寺

空と桜のコントラストが印象的です。

鐘つき堂も花や木々とマッチしてます。

長女ものびのびしてます。

圏央道~中央道を経てからの休憩です。境内でゆっくり過ごしました。

縁結びとしても有名な放光寺。

こういう水路を見ると山梨を思い出します。

雪の様な桜。見事の一言。
別名「花の寺放光寺」


お墓参り、祖母への挨拶も終え清里へ。目指すは清里の森の中にある「自然の森山荘」。5月にそちらでコンサートがあるので、下見と打ち合わせを。
自然の森山荘。HPより拝借。
到着時は夕方だったので近くの温泉に入った後すぐに夕食。
手作り燻製チーズ。
もはや打ち合わせどころではありません。
ベーコンやらタケノコやらトマトやらシイタケやら、って見ればわかるんだけど。
リビングにある暖炉で目の前で焼きます。
朝、リビングに聴こえる薪の焼ける音が部屋を温めます。

バルコニーから朝日を眺めて。静寂。

約100年ほど前の古いアップライトピアノ。
少し乾燥した空気に木の温もりの音が響く朝です。
朝食後森へ散歩に。敷地面積は7000坪ほど。子供たちも大喜びです。

森の中には川も流れています。
近くの池では十数年ぶりにカエルの卵を見ました。

アーチェリー場として活用されている広場です。

次女も興奮隠しきれず。まだ雪も残っています。

長女の最近の趣味「松ぼっくり集め」です。

山荘のご家族の子供たちともすっかり仲良くなりました。
みんなうちの子供たちより年上なので優しく面倒を見てくれます。
特に長女はお姉さんが好きなようです。

手作りブランコ。

近くの牧場。
たくさん写真を載せましたが、勿論ちゃんと打ち合わせ、楽器試弾等やりましたよ!コンサートのタイトルは「末永匡と語るピアノコンサート」。暖炉で温まったリビングに身を寄せ合い、途中途中トークを挟みながら演奏します。こう言うところではやはりドイツ物は合いますね。

とにかく素敵な場所でした。心に残る時間とはこういうことを言うのでしょう。ありがとうございました!

「清里自然の森山荘」
http://www.shizennomorisansou.jp/


「何もない、だからこそ全てある、それが自然」なんて言葉が昔から残っていたような。えぇーっと誰だったっけ?僕でした。はい、おやすみなさい。

音楽芸術的木曜日

朝から昭和音大でレッスンを、夕方から東工大で音の創造性についての講義を、空いてる時間に練習を、とにかく色んな思考回路をフル回転し続ける木曜日。音楽芸術に色んな角度からどっぷり浸かって、終わる時には興奮冷めやらぬ疲労感で心地よいです。

東工大では、昨年のイメージで5〜10人程度でピアノを囲みながらの講義を想像、もしくはこんな特殊な講義に来る学生いるだろうか、なんて思ってたら蓋を開けてびっくり。10人弱が丁度いい所に70人近い学生に溢れ酸欠一歩手前、どころではなく見事に酸欠。

第一回目の講義は小さく輪になって行うことを想定していたので「ディスカッション」とシラバスに載せてたのですが結局、白熱教室な感じで進むことに。講義が終わっても残る学生と色んな話題に華が咲き1時間以上オーバー。

とは言ってもこれからの講義に何人残って行くかです。しかし一人でも興味を持って講義に来てくれたのは素直に嬉しいですね。

東京工業大学世界文明センター。自分の写真と名前が、錚々たる世界的アーティストや学者の先生方と一緒に並んでいることに慣れず恐縮の極みであり、ダンゴムシのように小さく縮み込んでいる末永であります。

【東工大世界文明センター】
http://www.cswc.titech.ac.jp/home.html

レコード芸術準特選


お陰様を持ちまして、この度レコード芸術2014年4月号新譜月評(P117)で末永匡デビューアルバム「Intermezzo」が準特選に選ばれました。評論を読むとこのCDのコンセプトを深く理解して下さっているのが解りとても嬉しいです。是非ご購読下さい。

CDをお買い求め頂き、コンサートへのご来場、時に叱咤激励下さり、ずっと応援して下さっている皆様方にどれだけ支えられているか感謝してもし切れません。重ね重ね心より再度厚く御礼申し上げます。

CDはAmazonなどのネットショップ、またはお取り寄せ頂ければ各楽器店などでもお求め頂けます。「Intermezzo 末永匡」でご検索下さい。末永匡オフィシャルホームページにCD始め各関係書籍なども合わせてお求め頂けます。

http://tdsuenaga.wix.com/official#!discography/cofj

特選まであと一歩と欲が出てしまいますが、大切な一枚を素晴らしいチームで作ることが出来たこと、そして次回作もまた「大切な一枚」を残したい、その一心でチャレンジしたいと思います。まだまだ未熟ではありますが、引き続き応援宜しくお願い致します!

Kind im Einschlummern

Kind im Einschlummern
シューマンの子供の情景より第12番「Kind im Einschlummern(寝入る子供)」。この作品に対しずっと抱いていた疑問(解釈)を長々とメールに書き、パリに住んでいる素晴らしいピアニストの友人に送った。

この作品がなぜe-moll(ホ短調)で書かれているのか?なぜ最後の和音がこのように終わってしまうのか?他にも色んな「なぜ?」をたくさん感じるこの作品。

友人から返信が来て読んでみると、そこには「なるほど!」と思える貴重な意見が書いてあった。自分では気づかなかった新たな解釈を知る今。あまりの嬉しさにまた長文で返信してしまいました。友人に心からの感謝。

明日この作品を弾く時、今までとは違う姿を見せてくれるに違いない。

6月25日末永匡ピアノリサイタル~響~

 


 皆様のお陰をもちまして1月のCDデビューリサイタルに続き、ヤマハ銀座コンサートサロンでリサイタルさせて頂く運びとなりました。また、1月のデビューリサイタル時、先行発売されたデビューCD「Intermezzo」は用意させて頂いた枚数(当初の予定より3倍の枚数をご用意させて頂きましたが)完売となり、さらにレコード芸術で”準特選”に選ばれ、これも皆様のお陰でございます。心より感謝申し上げます。

 今回のヤマハ銀座コンサートサロンでは、1月のCDデビューリサイタルの「熱気をもう一度」、そして心に沁み渡る味わい深いドイツの小曲(シューマンの子供の情景とブラームスの晩年の傑作品集より)を揃えました。そこで、これまでのドイツ留学時代を含む小さな幾つものエピソードを語らいながら正味90分をご一緒させて頂ければと思います。

 毎回のコンサートで皆様から背中を支えて頂きピアノに向かえています。誠に恐縮ではございますが、今一度お力をお貸し頂きたく心よりお願い申し上げます。是非ともご家族ご友人をお誘い合わせの上お越し下さい。なお、サロンは小規模ですので、お早目のご予約をお待ち致しております。

末永匡

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【日時】
2014年6月25日(水)19時開演(18時半開場)

【会場】
ヤマハ銀座コンサートサロン(ヤマハ銀座店6F)

【定員】
70名

【料金】
一般3,500 学生2,500

「2名様以上の複数」
例:2名様 一般7,000円(学生5,000円)→6,000円(学生4,000円) 




※今回はチケットレスで当日受付にて料金を払って入場して頂く形となっています。「2名以上でご来場頂ける方に」なおかつFBメッセージ、メールなどで「出演者"末永"に直接」ご連絡頂いた方に限り、各500円引きさせて頂きます。お名前と人数をお知らせください。なお、Yamahaを通じてご購入される場合は通常料金となります

【メール】
tdsuenaga@gmail.com


【プログラム】
シューマン/子供の情景 作品15
R.Schumann/Kinderszenen Op.15

ブラームス/6つの小品 作品118-2,3,5
J.Brahms/Klavierstücke Op.118

リスト/ 巡礼の年 第1年より“オーベルマンの谷“
F.Liszt: Années de Pèlerinage Vallée d'Obermann

バラード第2番
Ballade Nr.2 in h-moll

※既に配布されているパンフレットに記載されているプログラムに若干の変更があります。ご了承下さい。

新年度スタート!と6月のリサイタルについて若干の変更


昭和音大でのミーティング無事終了。毎年度レッスン時間割は上手く収まるかドキドキしますね。予想通り昼食及び休憩時間はとれないタイムスケジュールとなってしまいました。本当は適度な休憩は必ず入れるべきなんだけど仕方ないですね。僕がもう少し来校出来ればいいんだけれど。

レッスンのクオリティ(集中力)に支障のないようにしなくちゃなぁ…と肩を落としてたところ、大学正面入り口にある桜の溢れんばかりの見事な咲きっぷりに元気もらいました。新しい学生達との出会いもいいもんです。さて新年度がスタートします!

その後ヤマハ池袋店で6月のリサイタルの打ち合わせ。プログラムを変える必要があると判断。サロンの雰囲気、コンサートの運びなど当初自分で思っていたのと若干の違いがあると感じました。そこでリストのソナタは重いかなぁ、と言う事でリストのソナタは次回に持ち越し。しっかり熟成させます。その分別のプログラムを入れなければ。

シューマンの子供の情景とブラームスのop.118はどちらかはフルで演奏するけれど、どちらかは抜粋にします。その合間合間にドイツでの小さな温まるエピソードを皆様にいくつかお話する感じ。

何となく見えてきた身近に感じるサロンコンサート。1月の東京文化会館でやったのとは真逆のアットホームな感じになりますね。

先生

中島和彦先生・・・僕が本格的に音楽の道に進み始めた中学時代から、ピアノの厳しさを、そして厳しい道のりを歩むための「意識」を徹底的に教えてくれた先生だ。とても厳しい先生で、緊張のあまりレッスン直前は貧血で倒れてしまいそうになるくらいだった。挨拶だって怖かった。

しかしドイツ留学中、一時帰国で母校の桐朋学園に行った時、偶然にも中庭で見かけ一瞬「!」と緊張感が走ったがそんなものはすぐに吹き飛んでしまった。先生は僕を見かけた途端笑顔で両手を広げて全身で受け入れてくれた。「あの先生が!?」と一瞬びっくりしたが、あの緊張に満ちた中学高校時代から随分時も経っている。すぐに先生の広げた両手に飛び込めたそんな思い出が蘇る。あの時の嬉しさは忘れる事はない。その数年後に突然亡くなるなんて誰が想像しただろうか。

今日、先生の奥様とヴァイオリニストのご友人お2人(1人はドイツはWuppertalのオーケストラの団員で一時帰国中)とのランチに参加させてもらった。中島先生の若い時から知っている旧友で、共演したり、プライベートでもいろいろと交流があったらしく、その当時の貴重なエピソードをたくさん聞くことが出来た。

「先生に会いたい」と、ふと口にしてしまった自分が情けない。しかしやはり「会いたい」と思ってしまうし先生の声を「聞きたい」と思う。例えそれが絶対に叶う事がなくとも…

もしかすると僕は今迷っているのかもしれない。「先生どうしたらいいですか?教えて下さい」と無意識に思っているのかもしれない。

桜は満開、風が吹くと桜の花びらが舞う。人生の大先輩方の笑顔はとても温かかった。言葉の一言一言が経験という深い色彩を帯びている。それぞれの人生がある。新宿の街を歩きながら僕は僕の事を思う。「未熟だ」と思いつつも、だからこそ今を一生懸命に生きようとも思う。あぁ、なんて桜が美しいのだろう、と眩しいほどに咲き誇る力強さに「やる気」をもらった2014年の4月。

新年度


3月中旬に本番を終えてから約2週間。
家族との時間を密にとる事が出来た。

今日から新年度。新たな出会いとイベントに心踊る。
怒涛の日々が始まるが、一つ一つ自分のテンポで
自分らしい足跡を残せるよう歩んで行きたい。

何かとブログが滞っていますが
少しずつでも更新しています。

今年度も宜しくお願いします!

P.S.オフィシャルホームページを開設しました。そちらで末永に関する全ての情報を確認できます。是非ご覧ください!(コンサート情報は作成中です)

http://tdsuenaga.wix.com/official