クリスマスが近づいている


雨が降る中、家族で立教大学へ。
ドイツ時代からの大切な友人家族と待ち合わせ。

チャペルでオルガンの音色と空気感を味わい、
夕方から灯される巨大なクリスマスツリーに温かい気持ちになりました。

人混みの中をスタスタと歩く子供の後ろ姿を見ては頼もしさを感じたり。

この時間に得れるもの

今日の東工大では、各学生と連弾での即興で対話を楽しみ、その後「表現力と創造力、人生におけるそれらの必要性と影響」についてディスカッションを。彼らの積極的な発言に感謝。毎回彼らは多くの気づきを僕に与えてくれる。視野がグッと広がる感覚。

普段「音楽と社会」「音楽と人」をテーマに色々と思考を巡らせているが、気がつくと考え方や捉え方がパターン化されている。だからこそ「視野の広がる感覚」を得られるこの時間は個人的にも非常に貴重。しかもこの講義の後は音に対する感覚がさらに研ぎ澄まされる。(彼らには混乱を与えてるかもしれないが)

音大と東工大では脳の使い方が全く違うがある意味全体がフル回転しとても良いバランスである。けどいつも今日みたいな日の夜は頭が冴え過ぎて寝れないんだよね。本番後みたいに。

…折角ヴァイオリンを持って来てくれたM木君、結局使用することなく終わってしまい申し訳ない!!

とにかく体感すること

体感に勝る学びはない、と言うことで先日生徒をピアノ工房に誘った。7つの異なるピアノで演奏してもらう。あーだこーだ言葉を交わすことは極力少なく。皮膚感覚で吸収される「何か」は他の何にも代え難い貴重な経験。

ピアノとは一台一台違うこと、一つ一つがオリジナルの「声」を持っていること、楽器とは必ず未知なる(楽器学的に解明出来ない)人間的な温かな領域が存在しうること、そしてそこには多くの魅力に溢れ、多様に満ち、全てが自分の指先、体、心、音楽に直結しているということ…という気付きがいつの日か芽吹きますように、と願いつつ。ご理解ご協力下さった方々に感謝を込めて。